気候変動ランキング⑥ 政策力は55位 具体性と実行が問われる G7で唯一取り残される
CCPIの気候変動ランキングの最後は「政策力」です。日本は55位。59か国+欧州連合(EU)の60が対象の中でも55位。CCPIは「非常に高い」と評価される最上位3か国、1位から3位までは対象国無しという評価を下し空欄となっていますから、実質52位。G7メンバーで唯一最下位グル
CCPIの気候変動ランキングの最後は「政策力」です。日本は55位。59か国+欧州連合(EU)の60が対象の中でも55位。CCPIは「非常に高い」と評価される最上位3か国、1位から3位までは対象国無しという評価を下し空欄となっていますから、実質52位。G7メンバーで唯一最下位グル
CCPIの気候変動ランキングを評価する項目の3番目はエネルギー利用の効率。日本は33位。「中位」のグループに入っています。総合ランキングが50位ですから、エネルギー利用の効率は高く評価されています。 エネルギー利用の効率で1位はコロンビア、2位はエジプト、3位がフィリピン。効率が高いと評価
CCPIが作成した気候変動ランキングのうち「再生可能エネルギー」の項目をみてみます。まずは評価方法から。水力を除いて評価する項目も 再生可能エネルギーとは、水力、太陽光や風力など自然エネルギーを利用して発電しているものです。CCPIのランキングは水力を含めた場合と、水力を除いた場合に分けて
COP27は11月20日、気候変動の被害を受けた途上国を支援する基金を設立することに合意し、閉幕しました。欧米や日本など先進国が排出した温暖化ガスの増加に伴い、発展途上国は気温や海面の上昇などで大きな被害を受けています。島嶼国などが30年以上も前から補償を求めてきました。 先進国も気候変動
気候変動ランキングを項目別にみてます。今回は温暖化ガス編。データの出所はCCPIからです。日本は振り返れば、すぐ後ろが「非常に低い」 日本の順位は45位。全体のランキングでは上位3位までは該当国が無いということで空欄でしたが、温暖化ガスは第1位だけが空欄で、2位がチリ、3位はスウェーデン。
「Climate Change Performance Index」(CCPI)と呼ばれる気候変動ランキングが発表されました。日本は50位。前回より5つダウン。この指標は気候変動に対する取り組みと成果について59ケ国と欧州連合(EU)の合計60を対象に評価し、ランキングしています。COP27開催に
世界最大の投資会社、ブラックロックで辣腕を振るったテレンス・キーリー氏がESG投資に関して疑問を投げかています。ブラックロックはここ数年、環境やESG・SDGsを投資判断する基準に据えて世界の大企業に経営の変革を呼びかけています。ところが、同社でESG投資アドバイザーとして活躍していた人物が一石を
米国のジョン・ケリー大使(気候変動担当)がエジプトで開催中のCOP27で新しい排出権取引制度を提案しました。アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏の環境財団やロックフェラー財団が支援を表明したほか、マイクロソフトやペプシも参加を検討しており、世界企業が参加する排出権取引制度が誕生します。この制度を活用し
政府・与党は2023年度の税制改正で、炭素税の導入を見送りました。残念ながら予想された結果です。炭素税は地球温暖化の主因とされるCO2の排出抑制に直接的な効果を与える税制として欧米ではすでに導入されている国が相次ぎ、今後も増える続けるでしょう。しかし、日本は早くから経団連が企業経営に重い負担を招く
ヨシムラ・フード・ホールディングスが2022年11月4日、丸太太兵衛小林製麺(札幌市)の発行済株式100%を譲り受けると発表しました。ヨシムラ・フードは食品産業の中小企業を中心に経営指導や事業継承を手掛け、企業買収も積極的です。中小企業の事業継承は深刻さを