森永乳業 初めてグリーンボンドを発行 企業姿勢を対外的に説明する手段にも

 森永乳業が初めてグリーンボンドと呼ばれる社債を発行すると発表しました。「サステナビリティ中長期計画 2030」を作成し、今期の2023 年 3 月期をサステナ ビリティ経営の実現を目指すスタートラインの年と設定しています。計画の柱は「食と健康」「資源と 環境」「人と社会」の 3

星野リゾートがグリーンファイナンス、環境関連の資金調達のチェック度は?

 星野リゾートがグリーンファイナンスを発表しました。環境格付けに基づいて金融機関から資金を借り入れ、環境に配慮したホテルや旅館に活用します。ESGやSDGs、環境を切り口にさまざまな資金調達手法がありますが、星野リゾートがグリーンファイナンスを通じてどんなことをするのだろう。そんな視点から資料を眺め

法人のふるさと納税、寄付と献金の違いはどこに 列島改造論から生まれた電源3法を彷彿

 法人が自治体に寄付するふるさと納税が増えているそうです。10億円超の自治体は6市町村 日本経済新聞10月22日付け記事によると、法人によるふるさと納税の寄付額は2021年度が前年実績に比べて2・1倍に急増しました。法人を対象にした制度が開始した2016年以降、10億円を超える寄付額を集

ホンダとGE がバイオ燃料SAF100%でジェットエンジンをフル稼働

 ホンダ とゼネラル・エレクトリック(GE)がジェット燃料を動植物由来のバイオ素材を利用した「SAF」100%に設定して、エンジンのフルパワーを引き出すことに成功しました。航空業界は、ジェットエンジンが排出するCO2が地球温暖化を招く温室効果ガスとして削減を求められており、対応策のひとつにSAFの活

朝日新聞の「次の時代」 企業記事は事業継承のため、メディアにとってのSDGsとは

 朝日新聞社に「ツギノジダイ」というメディアがあります。謳い文句は「中小企業経営者の悩みに寄り添うメディア」。コンテンツのキモは「引き継ぐ経営 勝ち抜くヒント」。「へえ、朝日もこの分野に手を出すのか」。素直な思いです。「ツギノジダイ」のアドレスは次の通り https://smbiz.asahi.

コオロギ、秋の季語から食の主語へワープ 無印良品も製品化 スープの素、スナックなど増殖中

 「あれ、なぜ彼が雑誌の写真で紹介されているんだろう」。ある雑誌を眺めていたら、大学ゼミの同級生が学生らと一緒に並んぶ写真が掲載されていたのです。彼は慶應義塾大学に残り、教授を務めています。不思議に思い、雑誌をよく読んだら、横に並ぶ学生さんは、こおろぎを食の素材に活用するベンチャー企業を立ち上げた社

ニュージーランドが牛のゲップに税金、隣国オーストラリアは困惑気味

 牛や羊のゲップに課税するそうです。生きた家畜の課税は世界で初めて ニュージーランドのアーダン首相は10月11日、牛や羊などの家畜のゲップによって排出されるメタンガスなどに課税する方針を明らかにしました。生きている家畜を対象に課税するのは世界で初めてだそうです。メタンガスは地球温暖化ガスのひ

クレディ・スイス アルケゴスの亡霊に足を取られる ESG投資ブームの警鐘に

 金融大手のクレディ・スイスが厳しい眼にさらされています。株価が急落し、経営の先行きに対して不安視する見方が広がっています。同社は2021年春のアルケゴス・キャピタル・マネジメントの破綻など大きな損失を被っています。その後も業績不振の見方が止まらず、経営のスリム化などで収益力の再構築に取り組んでいま

オープンハウス ESG・SDGsで資金調達、「環境」でニッチ戦略の道をどう開くか

 オープンハウスグループが三井住友銀行の「ESG/ SDGs評価シンジケーション」を活用して205億円を調達しました。三井住友銀行と日本総合研究所が作成した独自の評価基準でESGとSDGsの取り組みを評価され、”合格”したそうです。三井住友銀と日本総研からお墨付き  オープン

山形大とサタケ コメで代替肉 需要開拓、農家経営に新たな栄養力に

 山形大学の渡辺昌規教授が精米機最大手のサタケ(広島県東広島市)と組み、米ぬかから代替肉を製造することに成功したと発表しました。渡辺教授は長年、米からタンパク質を抽出する研究を続けており、代替肉の製造技術は成果の賜物でしょうが、パートナーのサタケも自社技術を活用して米の可能性に取り組むユニークな会社

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