兼六園が教えること 新陳代謝を繰り返すが、400年間守るものは守り続ける
兼六園。日本三大名園として岡山市の後楽園、水戸市の偕楽園と並ぶ称せられますが、数え切れないほど園内を歩き回ったせいか、四季に合わせて変化する美しさを今でもすぐに目に浮かぶほど最も好きな庭園です。兼六園を500回以上も散策 なにしろ兼六園は通勤路でした。新聞社に入社して3年目、石川県金沢市
兼六園。日本三大名園として岡山市の後楽園、水戸市の偕楽園と並ぶ称せられますが、数え切れないほど園内を歩き回ったせいか、四季に合わせて変化する美しさを今でもすぐに目に浮かぶほど最も好きな庭園です。兼六園を500回以上も散策 なにしろ兼六園は通勤路でした。新聞社に入社して3年目、石川県金沢市
「日本の社会はおじさん中心の社会だった。昭和の名残りある。これを大きく変えなければいけない」。西村経済産業相がスイス・ダボスでにこやかに語っている姿は、かつて取材した倒産寸前の企業経営者とダブって見えました。明日の運転資金もないのに「これから経営改革を進めなくち
2023年はESG、GXの冠を載せた新しい債券が大量に発行されそうです。まず国債。政府は脱炭素を目的にした「GX経済移行債」が1・6兆円分を発行されるそうです。2023年度当初予算で5000億円を予定ししていましたが、22年度第2次補正予算でも盛り込まれた脱炭素事業のうち1・1兆円分を加えることが
群馬県日光市足尾町に博物館があります。江戸時代から日本有数の銅山として日本経済を支え続けた足尾銅山の歴史と数多くの逸話が紹介、展示されていま。産出する銅は鋳造されて「寛永通宝」となって江戸時代の経済を、明治以降は日本が進めた富国強兵を支えました。江戸の通貨、明治の富国強兵を支える
新人記者のころ、「企業城下町」という言葉をどう捉えて良いのか迷ったことがあります。多くの企業、地域を取材しながら答を探しましたが、今でもまだ迷路の出口を見つけ出すことができません。ただ、過ちは正さなければいけないのは確信しています。企業城下町をどう捉えるのか 東京に本社を構える大企業が地方
政府は原子力発電所の推進にカジを切りました。2011年の東日本大震災以降、福島第一原発事故の収束に精力を使い、原発の新増設や再稼働は事実上凍結されていました。12年後の日本のエネルギー事情は、剣ヶ峰に立たされています。剣ヶ峰のエネルギー事情だから・・・ 地球温暖化に向けたカーボンニュートラ
ユニコーンは寓話の世界で額中央に一本の角を持つ馬に似た獣として登場します。経済の世界では将来性豊かなベンチャー企業の別名として使われていますが、日本ではそんなに馴染み深い言葉ではありません。あまり登場しませんから。米国メジャーリーグの「大谷翔平」みたいな存在ですね。誰もが憧れ、不可能と信じられてい
COP27は11月20日、気候変動の被害を受けた途上国を支援する基金を設立することに合意し、閉幕しました。欧米や日本など先進国が排出した温暖化ガスの増加に伴い、発展途上国は気温や海面の上昇などで大きな被害を受けています。島嶼国などが30年以上も前から補償を求めてきました。 先進国も気候変動
世界最大の投資会社、ブラックロックで辣腕を振るったテレンス・キーリー氏がESG投資に関して疑問を投げかています。ブラックロックはここ数年、環境やESG・SDGsを投資判断する基準に据えて世界の大企業に経営の変革を呼びかけています。ところが、同社でESG投資アドバイザーとして活躍していた人物が一石を
米国のジョン・ケリー大使(気候変動担当)がエジプトで開催中のCOP27で新しい排出権取引制度を提案しました。アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏の環境財団やロックフェラー財団が支援を表明したほか、マイクロソフトやペプシも参加を検討しており、世界企業が参加する排出権取引制度が誕生します。この制度を活用し