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ESG・SDGsと企業経営

1強ゆえの傲慢が生んだ経営の歪み、エネオス経営トップが連続で女性へのハラスメントで辞職

 新年にあたってのマネジメントメッセージ(要旨)について当社は、本日、新年にあたり、代表取締役 副社長 宮田知秀が社長職代行として、グループ社員に向けてメッセージを配信しましたので、要旨を下記の通りお知らせいたします。                 記能登半島地震で亡くなら

ESG・SDGsと企業経営

街は創るものなのか、創られるものなのか 三井不動産の「宮下公園」が教える足りないもの

 東京・渋谷は大学生の頃、毎日のように歩き回りました。もちろん、夜はいつも通うバーボンバーで飲み、時には朝まで。ちゃんと勉強もしましたよ。渋谷のパルコを素材に広告やマーケティングに関する研究論文をまとめ、電通のコンテストに応募、第3位に入賞しました。もう40年以上も前の思い出ですが、センター街の風景

Eco*nomy

「1・46度」の警鐘 努力目標の上昇気温1・5度に迫る 終末時計は刻み続ける

 2023年は史上最も平均気温が高い年になるようです。欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」によると、1ー11月までの世界の平均気温は産業革命が始まる1850ー1900年の平均気温に比べ1・46度高く、過去最高を記録しました。直近で見ても、1ー11月の気温は2016年の同時期

Eco*nomy

実行力を問われるCOP28 理想を手にできるのか、それとも画に描いた餅に

 「あれ、大丈夫なの?」。そんな素朴な疑問が浮かんだものです。2023年11月30日、国連の気候変動会議COP28はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開幕しました。石油、ガスの化石燃料を産出する中東諸国の本拠地で地球温暖化、気候変動を防止する国連の国際会議でどんな議論が展開されるのか。世界の石油・

ESG・SDGsと企業経営

再開発は誰が決める 渋谷・六本木をコピペした明治神宮外苑は都民の財産か イコモスが見直しを

 再開発は誰が決めるのだろう?。自宅に近い最寄り駅前の再開発計画が浮上しているのを機会に素朴な疑問が浮かびました。東京都下の街ですから、過疎化が進んでいるわけではありませんが、対象地域は人通りも多くなく新たな需要が創出されるとは思えません。駅をいくつか乗り継げば日本有数の商業地域がにあります。買い物

ESG・SDGsと企業経営

カーボンゼロを目指すJERAの不思議 新エネの旗手なのか、化石燃料の隠れ蓑なのか

 気になって仕方がない会社があります。JERA(ジェラ)です。至る所で「JERA』を目にします。 まずテレビの広告頻度に驚きます。再生可能エネルギーやアンモニアなど駆使した最新のエネルギー技術を前面に出して「絶対」を繰り返しながら「発電の常識を変えてみせる」と強調します。「燃やしても

Eco*nomy

西武鉄道 再エネで全路線を運行 終着駅は地産地消型のエネライフでカーボンニュートラル

 カーボンニュートラル、あるいはカーボンゼロ。実際の生活を考えたら、目標として掲げても、とても達成に自信が持てません。テレビ番組によく出てくる「自給自足の生活」を真似ても、いつまで継続できるか。ただ、自分の活動を支えるエネルギーは極力、カーボンゼロに近づけたい。それは個人にとどまらず企業や政府なども

ESG・SDGsと企業経営

後発薬品だからって不正もゾロゾロは許されない 沢井製薬、日医工、小林化工

 1980年代、医薬品メーカーや医薬品卸を取材していると、「ゾロゾロ」という言葉を耳にしました。新人記者の頃です。「ゾロゾロって何ですか」と質問したら、後発専門の医薬品メーカーのことと教えてくれました。後発薬品がゾロゾロと呼ばれた時代も 新薬の開発は巨額投資と長い年月を要し、成功したら100

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