G7環境相会議を考える①国際政治の舞台から降りて、実行する時(長い口上から)
国際会議を取材していると、ふと疑問に囚われます。会議で決まった結論は報道する価値はあるが、本当に実行されるのか。囃し立てて終わるだけか。あるいは「総論賛成、各論反対」「本音と建前」が入り乱れ、決裂するより何かしらの決議がまとまる方がマシ。とにかく第一歩。国際政治は清濁合わせ飲んで前進するのが常識だ
国際会議を取材していると、ふと疑問に囚われます。会議で決まった結論は報道する価値はあるが、本当に実行されるのか。囃し立てて終わるだけか。あるいは「総論賛成、各論反対」「本音と建前」が入り乱れ、決裂するより何かしらの決議がまとまる方がマシ。とにかく第一歩。国際政治は清濁合わせ飲んで前進するのが常識だ
明治神宮外苑の再開発を巡る動きが活発です。有名ないちょう並木、明治天皇の功績を描いた絵画が展示される聖徳記念絵画館などを中心にした地域は、すぐそばに国立競技場、ラグビー場、野球場、さらに東京・青山という華やかな街並みが近いこともあっていつも多くの人で賑わっています。坂本龍一さんの手紙を機に高ま
Eco*Tenを商標登録しました。特許庁から2023年3月27日に登録されましたとの証明書をいただきました。3月に登録証 Eco*Tenは1年前の2022年春にサイトを立ち上げた際、メインタイトルとして設定しました。環境のecology、経済のeconomyで使われる「eco」は、日本語と
2023年4月中旬、フィンランドで出力160万キロワットの原子力発電所が稼働しました。発電能力は世界最大級です。欧州はドイツが脱原発に進んでおり、原発アレルギーが強いと思われがちですが、フランスが原発を発電源の主軸にするなど前向きの国々があります。それでもフィンランドの原発は欧州で15年ぶり。なぜ
東京・神宮外苑の再開発問題に出口が見えません。3月下旬、神宮第二球場の解体工事が始まり、再開発事業が本格着工しましたが、樹木伐採などが伴う工事内容に対する大きな批判が収まりません。都知事は「都民の共感を得るように」と2度目の要請 東京都の小池百合子知事は4月7日の記者会見で「都民の理解や
経済産業省は4月4日、「人権デューデリジェンス」を公表しました。企業は販売、部品などの事業を通じて幅広い企業と関係していますが、下請けなど系列の序列や力関係による人権侵害、あるいは調達や販売などで関連する企業による人権侵害を防止するのが狙いです。経済のグローバル化により広大なサプライチェーンで構築
かつてのキーエンスを彷彿しました。日本電産です。環境、ESGなどを説明する経営計画をホームページで眺めていた時でした。 日本電産は、言うまでもなく日本を代表する高収益企業。創業者の永守重信さんは株式投資家ならほとんどの人が注目している人物です。彼の一言が日経平均を動かすと言われました。事実
高収益企業の代表選手であるキーエンスを評価してみます。事業そのものはセンサーを軸にした自動制御技術を中心に事業を拡大している日本でもトップクラスの優良企業です。Eco*Tenの簡素な評点に異論を持つかもしれませんが、欧米の債券格付け会社を真似て勝手格付けに挑みます。 キーエンスの業績はずば