EcologyとEconomyの2つの視点から大胆に数値化
評点をつかない場合の記事でも、Eco*Tenの視点から論じてみます。
評価ポイントの説明
評価する指標は5項目と簡素化しました。評点は5項目合計で10点。Tenです。各項目2点満点に設定して、合計で満点なら10点。
10点満点ではざっくりした評価しかできないと思われる人が多いはずです。大手会計事務所やシンクタンクは複雑な多次元方程式を使って項目別に評点をつけ、ランキングしているところも多いです。
Eco*Tenはわかりやすさを優先しました。「専門家なら理解できるはず」は捨て去り、より多くの人に環境、ESG、SDGsを見る視点を提供するためには極力、簡素化した数値、評価軸が必要と考えました。この視点を守りながらも、今後の試行錯誤を通じてより多くの人に納得できる指標として進化させていきます。
評点の項目は①透視する力②構想する力③実現する力④変革する力⑤ファーストペンギンの勇気と決断力、の5つです。項目別の説明は以下の通りです。
①透視する力;近未来をどう捉え、どのような対応が求められ、実行していかなければいけないか。見透す能力を評価します。
②構想する力;これから直面する状況を整理整頓して描き直し、対応できる計画を打ち立てる能力を評価します。
③実現できる力;目の前には難問が待ち構えています。対応する計画をどの程度実行できるのか。それとも絵に描いた餅か。
④変革できる力;過去の成功体験に安住せず、幅広い利害関係者を巻き込んで新しい領域へ踏み出す決断力を評価します。
⑤ファーストペンギンの勇気と決断力;自らの事業領域にとどまらず、誰も挑戦していない分野に斬新な発想で立ち向かうファーストペンギンの覚悟を持っているか。